一日一本ラムネ生活

誤字脱字しまくりブログ。

私の人生を変えたコンテンツに今思うこと

この記事は、トピック「ドリフェス」について書いたものです。

 

 こんにちは、初めてはてなブログに投稿します。

 普段はTwitterにて思ったことを勢いのままに呟いているため、文章がおかしかったり、誤字脱字がたくさんあったりと、非常に読みづらい文章になると思いますが、大目に見てくだされば幸いです。あととてつもなく長いです。

 

 さて、本題なのですが、私が普段やらないブログにて投稿しようと思ったことには理由があります。それは、私が大好きなドリフェス!Rというコンテンツが、コンテンツ終了宣言をしたことです。

 この記事では、私がドリフェス!Rに出会ったから感じたこと、私にくれたこと、コンテンツが終了することに対して思っていることなどをまとまりのないままに長々と書きます。完全に自己満足のひとりごとです。途中でドリフェス!Rと関係の無い人たちにも触れますし、話の内容は暗いし、少しだけアニメのネタバレも含みます。そのようなものが嫌な方はブラウザバックでお願いします。

 

 ここからいきなり自己満足の自分の語りが始まります。

 

私にたくさんの新しい見方を届けてくれたコンテンツ

 

 私は、元々とてもネガティブで、自分に対して夢も希望も持てないまま生きていました。周囲の方からどんなに理不尽なことを言われてもほとんど言い返さず、「こんな私だからみんなめちゃくちゃに言ってくるんだ、仕方がない」と半ば諦めて心の中に悪態だけ(諦めつつ自分なりの意見は持ってしまっていました)を溜め込み続け、余計にネガティブな自分が大きくなっていました。そのせいで、歳を重ねるにつれて生きること自体が辛くなっていきました。外出先では何とか見繕っていましたが、家に帰って1人きりになると不安になったり、気持ちが沈んだり、たまにみっともなく泣いたり…そんなどうしようもない日々でした。

 

 そんな時に見たドリフェス!(当時はドリフェス!という名前だったので当時の名前を使います)のアニメの世界のみなさんは、とても前向きで、ひたむきで、自分をちゃんと好き(もちろん、アニメやアプリで映っていない部分では違うかもしれませんが)で...とにかく、アニメを観ながら「羨ましいな」と思ったことを鮮明に覚えています。アニメの中にメンバー同士で喧嘩したりする場面が出てくるのですが、その時の解決方法にとても驚いたことを覚えています。

 勇気が出なくて自分は出来なかった自分が思うことを正直に話すということを、画面の向こうのみなさんはちゃんとしていました。お互いのことをちゃんと見つめて、尊敬しあって、その上で喧嘩をしている彼らを見て、目が覚めました。度を越したネガティブな性格から、自分から周りの方と同等の立場であることを認めず、関係を維持することを自ら諦めていたことに気づきました。相手は私のそんな態度に気づいていたから余計に腹を立てていたのだと。そこから、言い返すとまではいきませんが、聞いた話に対して思ったことをできるだけ相手に伝えるようになりました。一度やってみると、意外と相手も納得してくれたり、自分が言った言葉に対して反論してきたり...様々な反応があり、心の中のどろどろねばねばした気持ちも少しずつですがさらさらと薄くなっていきました。そのおかげか、昔よりは前向きに物事を考えられる機会が増えました。勇気が出ない時は天宮奏さんの「イケるっしょ!」という言葉を思い出してとりあえず色々とやってみました。それでもまだまだ思ったことを吐き出せずに溜め込んでしまうことがあるので、ちょっとずつ、できるようになりたいと思っています。

 

 何度かドリフェス!R関係のイベントに行ったのですが、毎回ファンのみなさんが心から笑っていると分かる幸せな空間だったことをよく覚えています。自分もですが、ファンのみなさんにはそれぞれの人生があって、もしかしたらとても苦しいと感じているにも関わらずイベントに来ているかもしれないのに、こんなに大勢のみなさんを笑顔にすることができる彼ら(キャラ7人とキャスト7人、アニメやデータカードダスでのみ登場するキャラクターたちも含めてです)はすごいなと思いました。そんな幸せがいっぱいのイベントに行くにつれて、「こんなに大勢の方を相手にはできないけれど、前に自分がドリフェス!を見て大切なことに気づくことができたように、何かに悩んだり、苦しんだりしている人がそこから少しでも抜け出せたり、楽になれたり...そういうきっかけをその人自身で見つけられる手助けができる存在になりたい」と感じるようになりました。

 

  生まれて初めての目標ができた瞬間でした。自分でも本当に驚きました。何も夢も希望も無く生きてきた私に、まさか目標ができるだなんて思っていませんでした。初めてできた目標は、せっかくなので無駄にしたくないと思っています。その目標を叶えるために勉強しています。

 

 

 ここから話は変わりますし、とても暗くなりますし、ドリフェス!Rとあまり関係無い人達の話もしばらく書きます。

 

 

私が大好きなアイドルについて思うこと

 

 今年の年始のユメノコドウツアーの大阪公演のチケットが当選し、ツアーはどのような感じになるのかとワクワクしていた去年の年末のことでした。ドリフェス!Rに出会うよりもずっと前から知っていて、私が世界で1番大好きな5人組アイドルグループのメンバーが突然自ら命を絶ちました。その日は実感が無く初めての体験だったためどう反応したら良いのかも分からなかったのですが、次の日になるとテレビのニュースで報道され、その数日後には出棺される様子がネット上にあがり、現実に起こったことで実感せざるを得ませんでした。アイドルの死を実感したその日からしばらく、本当に悲しくて、辛くて、夜になると以前とは違う意味で1人で泣いていました。公開された彼の遺書には、アイドルでい続けなければならない生活に疲れていたこと、追い詰められていったこと、とにかくお疲れ様と言って欲しいというようなことが記されていました。当たり前なのですが、いくら好きでも、自分はファンという立場なので何もできないことを突き付けられました。亡くなる直前まで彼は笑顔でライブに挑んでいました。表向きの完璧な笑顔に安心していた私は、裏ではとてつもない苦しみを抱えていることを知る由もありませんでした。長々とドリフェス!Rとは関係ないことを書いてしまいましたが、この出来事から、ドリフェス!Rに関わる彼らも、どうしようもなく苦しくなったり、つらくなったらファンのことなんて考えずにアイドルでいることからすぐにでも逃げて欲しいと願うようになりました。

 

 その日からほぼ1か月経った日がユメノコドウツアーの大阪公演でした。引きずってはいましたが、アイドルではあってもジャンルが違いすぎるアイドルなのでまあ大丈夫だろう(大丈夫であって欲しい)と思いながらライブを楽しんでいました。しかし、段々DearDreamのみなさんに世界で1番大好きな彼らを重ねてしまうようになり、最終的にボロボロと涙を零しながら見ていました。ALL FOR SMILEという曲の「RIGHT NOW! さあ笑って その笑顔が 最高のエールさ」という歌詞があるのですが、そこが流れた瞬間に何故か涙が止まらなくなってしまいました。エールを送れませんでした。そこから最後の方はずっと泣いていたので、終演してから周りの方にギョッとされたのを覚えています。楽しいライブに水を差してしまい本当にごめんなさい。

 お互いに5人組で人数が一緒なので余計に重ねてしまったのだと思いますが、DearDreamのみなさんのライブに来たのに他のグループの面影を追いかけてしまうという大失態を犯してしましました。とにかく自分の目で生存確認ができて、「生きててくれてありがとう」という気持ちや、「私に勇気をくれるみなさん自身は苦しくないのかな」という気持ち...言い出すとキリがなくなるくらい様々な感情がごちゃごちゃになってしまいました。この出来事を通して、DearDreamのみなさん、KUROFUNEのみなさんが生きているということが本当に奇跡なんだと実感しました。

 

 そして、いつ何があるか分からないから、前から思ってはいましたが、自分がいけると思う限り、悔いのないようにイベントなどには積極的に参加して、精一杯楽しもうともっと心に決めた日でもありました。

 

コンテンツが終了することに対しての気持ち

 

 そう心に決めた数か月後に、突然ドリフェス!Rのアプリとデータカードダスのサービス終了宣言がありました。本当に何があるか分からないなと思いました。ドリフェス!Rという媒体自体にいつか終わりがくるとは思ってはいましたが、急すぎて心が全く追いつきませんでした。アプリなどの終了宣言があったその日のうちにキャストのみなさまによる生放送の番組がありました。あの時のキャストのみなさまの、いかにも「ドリフェス!Rに対して未練があります」という表情が忘れられません。もちろん本職は俳優のみなさまなので、そういう表情を「作った」のかもしれませんが...それにしてもリアルすぎる表情でした。そんな放送の中で、彼ら自身も武道館を最後にDearDreamとして、KUROFUNEとしての活動に区切りを付けるという、「ドリフェス!Rのコンテンツ終了宣言」がありました。

 

 正直私自身もドリフェス!Rに対して未練たらたら(私が大好きなW-MaSKatのイベントは実施されないままアプリは終了してしまうなど...ジャンピング仲直りさせて欲しかったなと...ごにょごにょ...)ですが、終わると発表したからには、ちゃんと武道館で終わって欲しいです。ファンの声に応えて復活や存続、実はこれが一番してほしくないことです。そんなことするのなら、はじめから終わるなんて言わないで欲しかった思うからです。終了宣言をしてファンを悲しませて、それを動力にして復活や存続を願う声を集めて...そんな形でドリフェス!Rというコンテンツで度々扱われてきた「エール」を集めて欲しくないって思ってしまいます。

 

 だから、私自身は申し訳ないのですが、ファンのみなさまの間で広まっている、終了することが決まってからアンケートを書いたり、今までより課金したり、ドリフェス!Rを知らない人に勧めたり...そのようなコンテンツが復活したり、存続したりを願う動きには賛同できません。もし、復活や存続を願うみなさんのエールが届き、最後の武道館で復活や存続の宣言がされたとしても、嬉しいと思うかもしれませんが、「ええ加減にせえよ!?(私が住んでる地方の言葉です。めちゃくちゃ柄が悪いですね...)」という気持ちが上回るだろうと思っています。

 

 しかし、アプリやデータカードダスとは、欲しい衣装のために必死にイベントを走ったことや、一週間に一度のお楽しみでデータカードダスをプレイするためにゲームセンターに通ったことなど...思い返すとたくさんの思い出があります。それらの記憶(ほとんどデータですが)が一緒に消えてしまうのはもったいない気がするので、せめて書籍にまとめたりはしていただけたら嬉しいです。あわよくば3DSとかvitaに移植して欲しいな...。復活はしてほしくないけど、移植はしてほしい...私はとても欲深い人間だなとしみじみと思います。

 

たくさんの気持ちと疑問と今思うことのまとめ

 

 自分でも本当の残念だと思うのですが、とても大好きなコンテンツが終了するにも関わらず、発表から一週間以上経った今でも全く涙が出てこないのです。キャラクターのみなさんも、キャストのみなさんも生きていますよね。生きてるなら大丈夫だと思ってしまう自分がいるのです。去年の年末にそうそう経験しないであろうことを経験して、アイドルでい続けることが、自分が想像できないくらい大変で、人によったら自ら命を絶ちたくなるくらい苦しいことだと知ってしまいました。武道館が終わったら、とにかくお疲れ様でしたと言いたくなるだろうと思っています。例え本人たちがもっとアイドルでいたいと願ってくれていたとしても、アイドルでいることを休んで欲しいとわがままなことを思う未来の自分が目に見えています。大好きなアイドルグループの時のように、本当に最後の武道館の日に、終了することを「実感」しないと泣けないのだと思います。

 

 少し話は逸れますが、何回かリアルなイベントにも行きました。先述の通り本当に毎回楽しかったです。また、グッズ販売で並んだ時に一緒にお話してくださったみなさま、イベントに同行させてくださったTwitterのフォロワーのみなさま、グッズ交換の際にお取引させていただいたみなさまなど...ドリフェス!Rを通して、本当にたくさんの方と出会うことができました。昔から人見知りが激しい私でもこんなにお話することができるのかと、とても嬉しくなったことを覚えています(うまく話せてた自信はありませんが...)。ドリフェス!Rを通して私と出会ってくださったみなさま、本当にありがとうございます。

 

 ここまで長々と書きましたが、とにかくドリフェス!Rというコンテンツは、私にたくさんのものをくれました。たくさんのありがとうの気持ちと、たくさんのごめんなさいの気持ちと...たくさんの勇気と希望を私にくれました。つらい現実から逃げたくて観ていたアニメから自分自身についてを知るきっかけを得ることになるとは夢にも思っていませんでした。考え方が変わったり、自分に目標ができたりと、私の人生を変えたといってもおかしくはないコンテンツです。

 

 コンテンツが終わることに不満はない(以前からアプリなどがあまり資金繰りがうまくいってなさそうなことは何となく分かっていたので)のですが、リアルなイベントの方は段々盛況してきてまさに「これから!」だったと思います。だから、何故このタイミングでコンテンツの終了を発表したのかが気になります。「俺(私)の人生変えといて、隠し事なんかしてんじゃねえ!(ドリフェス!Rアニメ内での言葉です)」と少し思ってしまいます。2次元と3次元を足した5次元という特殊なコンテンツなので、片方だけでの活動はできないことも何となく理解はしていました。だからこそ、リアルなイベントでは盛況していても終了という判断になったのかもしれません。でも、それだったらとっくの前にこのコンテンツは終了していたはずなのです。運営元がダメだと判断したものに対しては割と潔く切っていたことも知っているので、余計に疑問に感じています。

 

 たくさんのものをくれたドリフェス!Rがこんなにはやく終わってしまうのは本当に悲しいですが、いつか分からない武道館のファイナルライブに向けて腹をくくって全力で楽しみます。ここまで心から好きになってよかったと思う媒体は、これからの人生で中々無いと思います。そのくらい思い入れの強い作品です。悲しいけど終了することは決まってしまっているので受け入れるしかありません。

 

 最後になりましたが、こんなに長々としたひとりごとを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。