一日一本ラムネ生活

誤字脱字しまくりブログ。

14人のアイドル達の夜明けを観てきました

 こんはんは、お久しぶりです。

 題名からもしかすると某48グループの記事では…と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、違います!ややこしくてすみません。この記事は2018年10月21日に日本武道館で開催されたドリフェス!ファイナルステージについての記事です。

 また、本当に長い独り言です。独り言なのでつらつら思ったことを順序も何も考えず書いた記事なので読みにくいですし言葉選びがあまりよろしくありません。

 

 本題に入りますが、ついに私が大好きなドリフェス!が終わってしまいました。時が流れるのははやいですね。

自分がドリフェス!を知った経緯などは以前の記事に書いてるので省略します。

 

 実を言うと、前の記事で「目いっぱい楽しむ」と書いたのですがアプリが終了してからの怒涛のコラボだったりイベントだったりは、ほとんど行きませんでした。「何で今頃こんなにイベント続きなんだよ!」と勝手に思っていたからです。終わるって決まってるのに何でこんなに色々やるの?と半分苛立ってました。

 

 あと、やっぱりなのですが、コンテンツが終わると決まってからドリフェス!に注目する人が格段に増えましたよね。ファンが増えることは素直に嬉しいのですが、「もっとはやかったら…」って思ってしまい正直とても複雑な気持ちでした。

 

 それでも最後のライブにだけは行きたいなと思いチケットは取ってました。前の記事にも書いてましたが、「実感」しないと自分の中で踏ん切りがつかないと思ったので…。

 

 コンテンツが終わる瞬間に立ち会うのって実は初めてでした。終わる宣言したからにはちゃんと終わってほしいという願いを込めて、アイドル達の最後を見届けるという意味で「アイドル達のお葬式に行くんだ」と思いながら武道館に行きました。10月21日が迫るたびにドリフェス!はあと何回か寝たら終わってしまうのだなと思うと悲しくて仕方がありませんでした。自分にとって初めての武道館なのにこんなに悲しい気持ちで行くことになるとは思っていませんでした。

 

 そうこうしているうちに10月21日になっていて、いつの間にか「アイドル達のお葬式」の現場に到着していました。そこには、自分が思ってた以上の数のドリフェス!が好きであろう方たちが集結していました。そりゃあそうですよね、ファイナルですもん。フラワースタンドの数がとにかくえげつなくてびっくりしました。ファンの方たちもめちゃくちゃ元気そうでファイナルなのに全然ファイナル感が無くて拍子抜けしました。自分もその雰囲気にあてられたのでしょうか、いつの間にか「アイドル達のお葬式」に来たということを忘れかけていました。

 

 でも、開演してキャストの方が出てくる前の映像で、「私が好きなこの子たちがアイドルとして動いている瞬間を見れるのは今が最後なんだ」ということを急に思い出してしまったのです。やっぱり私は「アイドル達のお葬式」に来ていました。そこからまだキャストの方が出てきてもいないのに涙が出て止まらなくなりました。1曲目のALL FOR SMILEは視界がぼやけすぎてまともに見れなかったです。とにかく「生きてる」ということだけは分かりました。ユメノコドウツアーの時も「みんな生きてるんだな」と実感してこの曲で泣いていたなとぼんやりと思い出していました。何ででしょうね、この曲を生で聴くと涙が出てしまうみたいです。

 

 そこからなんとか泣き止むことに成功したので普通のライブのように楽しんでました。セットリストも本当に飽きがこないように作られてるなと思いながらコールをしたり、ペンライトを振ったり、本当に楽しかったです。

 

 そんなタイミングで、PLEASURE FLAGが始まったのです。この曲はアニメ1期のオープニングテーマの曲です。もちろん大好きな曲です。この曲も生で聴けるのは最後なのか...と思っていたので一瞬一瞬を見逃さないように(それまでもずっとそう見ていましたが)見ていました。この曲の途中でDearDreamのみなさんが大きい旗を持って振りながら歌うという演出が入ったんです。その時に急に、

 

「我が軍の旗たなびかせ 約束の地に集合 どんな願いも叶うよ 」

 

 という「アイドルの夜明け」というAKB48さんの曲の歌詞が頭の中に浮かびました。もちろん秋元康さんが作詞した曲です。

歌詞のリンクを掲載しておきます。

AKB48 アイドルの夜明け 歌詞 - 歌ネット

 

 私はアニメ1期からドリフェス!にのめりこんだので聞いたことしかないのですが、プロジェクトが本格始動して数か月でファンミ01というイベントが武道館の近所のサイエンスホールという場所で開催されたそうなんです(地方在住のため東京の土地はよく分かりません...)。その時に、センターの石原さんが「ここの隣(武道館)に行きたい」という旨のことを話していたと聞いたことがあります。急にそのことを思い出したんですね。もしかすると「約束の地」が武道館だったのかなって思いました。サイエンスホールでのファンミ01の時は空席もあったらしく、正直武道館なんて...という空気が流れたそうなのですが、その時は無茶だと思われていた「願い」が実際に叶って、堂々と「約束の地」で旗を振っているDearDreamのみなさんを見てまた涙が止まらなくなりました。何回泣くのでしょうね。

 

 この時に、「アイドル達のお葬式」に来ているのではなく、「アイドル達の夜明け」を観にきたんだなと気づきました。アイドルとしての14人を見る事ができるのは最後の機会だけど、そうではない14人はこれからも見る事ができるのです。溝口さんが話していたようにこれからもみんな生きてるのです。ただでさえアイドルという職業が大変な職業だということを去年の末に思い知りましたし(前に記事にちょこっと詳しく書いてるので気になる方はそちらをご覧ください)、コンテンツが少し特殊なので、2次元の彼らも3次元の彼らも、葛藤しながらアイドルを続けていたことはたやすく想像がつきます(3次元の彼らの場合はアニメも初挑戦だったということで余計にだろうと思います)。きっと私が想像する以上にきついこともあったんだろうなと思います。そんな彼らの頑張りや苦労が武道館という「約束の地」での満席のライブに繋がったのだろうと。アイドルとしての長い夜を経て、「夜明け」と共にアイドルではない新しい世界へ進む14人の姿を観にきたのだなと気づきました。

 

 そんなこんなで、 気づけば最後の挨拶の時間になっていました。そこで株元さんが話していた「みんなは何を1番楽しんでいたのかな」という旨の言葉でまた泣いてしまいました。前の記事にも書いた通り、ドリフェス!プロジェクトは正直2次元の彼らより3次元の彼らの方が人気があったのではないかなと思っています。ツアーなどでもグッズの量に明らかに差が出ていましたし、ツイッターのアカウントはありますが(こちらも10月22日で終了しましたが)アプリ終了と共に一足先に2次元の彼らは歩みを止めてしまっていたので…。私は2次元の彼ら寄りだったので少し切なく感じていました。正直「5次元」全てが好きだったわけではなかったです。だからでしょうか。「5次元」をあまり上手に体感できていなかった私でもドリフェス!が好きだと言っていいんだってちょっと安心したのかもしれません。

 

 次に泣いてしまったのが、先ほども書いた溝口さんの「僕たちはこれからも生き続ける、それって最強!(めちゃくちゃあやふやです)」という旨の言葉でした。生きていることって本当に大切ですね。やっぱり詳しく知りたい方は前の記事を読んでほしいのですが、去年の年末の件で本当に身に染みました。最後まで誰も欠けることなくアイドルを全うしてくれた姿が改めて奇跡だなと実感しました。脱退だったり、卒業だったり、最悪の場合だったり...今まで初めのころと同じメンバーが全員揃った状態でアイドルを終えるグループって中々見たことが無かったです。今年は好きなアイドルの子達かがどんどん卒業だったり引退だったりをしてしまったので余計に身に染みました。

    元々は俳優だった3次元側の7人の彼らが、アイドルという専門外の仕事を全うしてくれたこと自体が今思うととんでもないことです。さらに全くやったことがない状態からアニメの声優までこなすとなると本当にとんでもないプロジェクトだったなと今は思います。ドリフェス!で2次元の7人と一緒に歩くために、本業である俳優としての仕事を節制していたとも聞いたことがあります。昔からの3次元の7人のファンの方の中には、ドリフェス!に参加することをあまりよく思っていない方がいることも何となくですが知っていました。アプリ配信時のあのバッシングを見てたら今すぐにでもやめてくれってなりますよね…。アニメオタクって本当にシビアなので本当に厳しいです。正直これも前の記事に書きましたが、私も独特な話し方のキャラだな〜と思っていました。私の場合は、それが逆に印象に残ってドリフェス!が他の媒体と様子が違うことに気づいたのでよかったですが…。とにかく、3年間も得体のしれないアイドルとアニメという職業と向き合ってきたのですから、ドリフェス!を通して何か得られたことがあって、これからの本業の方でも生かせることがこれからの彼らにあれば嬉しいなと思いました。

 

 そして最後の石原さんの挨拶。彼には「ドリフェス!に対して未練のようなものは何も無いんだな」と思いました。彼はもう未来しか見ていない。14人の中で1番「夜明け」どころか「夜明けの先」向かうことを望んでいるのだなと。それならもう「夜明けの先」に送り出すしかないなと決心がつきました。満席の武道館を見渡して感謝の言葉を話す彼を見て、コンテンツの終了が決まってからファンが格段に増えて複雑に思っていたことを少し後悔しました。コンテンツが終了する前からいたファンだけであれば、正直武道館をあそこまできれいなペンライトの色でいっぱいにすることはできなかったのではないかと思ったからです。どのタイミングでドリフェス!を知ったとしても、彼に言わせてみれば「みんながドリフェス!」なんですね。だから2次元の方が中心だった私もドリフェス!という概念の1つみたいです。

 

 最終的にドリフェス!である会場の私達も一緒にALL FOR SMILEを歌おうという企画でドリフェス!プロジェクトは幕を閉じました。何となく最後はこの曲だろうと思っていたのに、またこの曲で泣いてしまいました。14人のアイドルの達の夜明けを実感した瞬間でした。私もドリフェス!なので泣きながら歌っていました。傍から見たらめちゃくちゃ滑稽でしょうし何言ってんだこいつってなると思います。曲が終わると14人に向かって「ありがとう」と叫んでいるドリフェス!の皆さんが多くみられました。私もそう思ったのですが、やっぱり「おつかれさまでした」と叫びたかったです。アイドルという状態を保つことは自分が思う以上に大変みたいなので...。流石に「ありがとう」の流れに逆らって私だけ違うことを言うのは気が引けたので心の中で「今まで3年間アイドルで居続けてくれて、たくさんのエールをくれてありがとう、おつかれさまでした」と話して武道館を出ました。

 

 14人のアイドル達の夜明けとともに訪れるこれからの未来が楽しみです。

 

 

 家の中、ゲームセンター、カフェ、ライブ会場だったり、色んなところで会えて本当にうれしかった!今までありがとう、そしておつかれさま。しばらく会えないみたいだけど元気でね。